歌声のお悩み相談室 #03
音域は生まれつきの才能で決まる、と思われがちです。でも多くの場合そうではありません。音域は「声の切り替え地点」をどう扱うかで決まっています。
「ここから上は出ない」と感じる高さの多くは、声の仕組みが切り替わる地点=換声点です。ここで大事な事実があります。換声点の上にも、あなたの声はまだ続いています。裏声が出るなら、その高さまで声帯は動けるということ。体にはもう、その動きが備わっています。
足りないのは、地声から裏声へなめらかに切り替える技術です。「音域が狭い」の正体は、多くの場合これ。高音が自分に無いのではなく、切り替えができず換声点の手前で止まっている状態です。
音域は「無い」のではなく、手前で止まっている
同じ人でも、切り替えができるかどうかで使える高さが変わります。壁は「声の限界」ではなく「切り替えの未習得」であることが多いです。
多くの場合、必要なのは限界の高さで頑張り続ける練習ではありません。地声と裏声をなめらかにつなぐ練習です。方向性は3つ。順番が大事です。
いまどの高さまで使えていて、壁がどこにあるのか。これは実際の声を聴いてみないと分かりません。体験レッスンでは、トレーナーがあなたの声を分析し、あなたに合った練習メニューを処方します。
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